こんにちは。大学院生博士ブロガーのともよし(@tomo141)です。
今日は、理系大学院生のぼくが、「理系大学院生の生活」を紹介してみようと思う。
↓こんな記事も書いているので、よかったらどうぞ。
理系大学院生の生活:ぼくの専門は有機化学
ちなみに、ぼくの専門は有機化学。
理論系か実験系かで言えば、実験系。
理系の中では、比較的、
- 時間・手間のかかる作業が多い
- 研究の結果に対して、多くの労働が必要
という特徴はあると思う。
それを踏まえてこの先を読んでいってほしい。
理系大学院生の生活:コアタイム
ぼくの大学(ぼくの分野周辺しか詳しくないけど)では、研究室にいなければいけない時間を“コアタイム”と言う。
まずはコアタイムについてお話しよう。
有機系のコアタイム
有機化学系の研究室のコアタイムは、
- 9時〜21時
- 9時スタート、終わりは各自自由
- 9時半〜20時
みたいな雰囲気のコアタイムが多いと思う(大学によって、分野によってバラバラなはず)。
でも実際、コアタイムが21時であっても、21時に帰る人は結構少ない。
研究室によっては、“24時を過ぎる人のほうが多い”なんてところもある。
しかも、24時オーバーが普通という研究室は少なくはない。
「22時に帰ったら次の日に先生から怒られた」なんて話も聞いたことがある。
そういう世界だ。
ぼくの研究室(コアタイムの終了時間なし)は、わりとホワイト目だと思うけど、21時くらいからちらほら帰り始めて、平均して24時くらいに全員帰宅、という感じかな?
その他の分野のコアタイム
他の分野については詳しくないけど、9時〜17時とか、そもそも“コアタイムがない、来なくてもいい”みたいなとこもあるらしい。
本当に、大学によってぜんぜん違うし、分野ごとに労働時間がまったく異なるのだ。
気になる人は、
- 気になる大学にいる大学院生
- 気になる分野にいる大学院生
のどちらか、できれば両方を満たす大学院生を探して、「どんな生活ですか?」と聞いてみたほうがいい。
理系大学院生の生活:1日の生活
1日の大部分は実験だ。
日によって異なるけど、だいたい、合わせて8時間〜12時間くらい実験しているのだろうか。
実験に加えて数時間、実験の合間に、研究報告会の準備をしたり、論文を読んだり、研究計画を練ったり、勉強したりする。
9時に研究室に着いたら、だいたい22〜25時に研究室を出る感じ。
授業はほとんどなくて、修士1年(大学院生1年目)だけは週5〜10コマ×90分くらい授業があったりする。
理系大学院生の生活:1週間の生活
1週間を通してみてみよう。
うちの分野では、週1回セミナー(ミーティング・勉強会・研究報告会・雑誌会)を行うところが多い。
うちは土曜日の朝から夕方までセミナーだ。
平日にセミナーをやる研究室も結構ある。
セミナーの日以外は、基本的に実験・研究をしている。
こんな感じだ。
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