ぼくの人生を変えることになった本を紹介する。
これから紹介する本は、本棚や電子書籍を眺めなくても思い出せる本ばかりだ。
カテゴリー的には
- 物語
- 勉強・受検系
- ブログ
- 自己啓発
あたりの本だ。
かなりマニアックな人しか興味ないであろうカテゴリーについても書くつもりだから、興味のないカテゴリーは無視して読み飛ばしていってもらいたい。
(投稿:2017年2月9日、更新:2017年5月12日)
人生を変えた本:グッドラック(物語)
中学生の頃、読書の苦手なぼくが、人生で初めて一回で全部を読み通した本だ。
内容を鮮明に覚えているわけではない。
でも20代後半の今思い返してみると、この本のおかげで「人生を主体的に生きれるようになったかなぁ」と思える。
グッドラックは、2人の騎士が「確かなんかすごい四つ葉(笑)」を探しにいく物語。
一方の騎士は、いろいろと上手くいかない騎士。
もう一方の騎士は、上手くいく。
実力差のないようにみえる2人の間にも、小さな“考え方・おこないの違い”があって、これが巡り巡って、片方の騎士には幸運を運んできてくれる。
そういうお話だったと思う。
久しぶりに読み返してみたい。
- 「自分だけ人生が上手くいかない」と感じる人
- いつも不平不満を言ってしまう人
- 誰かのせいにしてしまいがちな人
こういった人には、ぜひ読んでみてほしい。
グッドラックで割りと重要なキーワードであり、そしてぼくが気に入っている言葉に、“下ごしらえ”というものがある。
幸運は、日頃からしっかりと“下ごしらえ”をしていた人の元におとずれる。
幸運をつかむためには、幸運をつかみ続ける騎士がやっていた“下ごしらえ”を地道に積んでいくしかないのだ。
そして、幸運は、自分の手でつかみにいかない限りやってこない。
この本を読めば、
- 実現させたいものがあるなら、まず“自分”が動くことが大事
- 幸せな人生は“自分”で“つくって”いくもの
- 他人を気にしていてもしょうがない
という風な、人生で成功するための基本的で超重要な価値観を強固なものにすることができる。
小学生でも、中学生でも、10代、20代、何歳でも、おすすめしたい本だ。
薄めの本でさらっと読めるやさしい本だから、読書嫌いなあなたでも、楽しく読めるはずだ。
人生を変えた本ランキング1位:7つの習慣(自己啓発)
『7つの習慣』をAmazonでみてみる
『7つの習慣』は、行き当たりばったりで走り続けていたぼくに、コンパスを与えてくれた。そういう存在だ。
『7つの習慣』は、全世界で3,000万部売れ、世界中のビジネスマンたちに評価されている。
『7つの習慣』を読んで有益なのがビジネスマンだけかと思いきや、どんな役職、立場にいる人であってもその恩恵にあずかることができる。
大学院生のぼくも例外ではない。
研究者のぼくも、ブロガーのぼくも、『7つの習慣』が“ぼくの人生を変えた本ランキング”で1位に選ばれるのだ。
『7つの習慣』では、“原則”というコンパスを読者に与えてくれる。
『7つの習慣』では、“原則”というコンパスを読者に与えてくれる。
“原則”は宗教や地位などの影響を受けることのない“普遍的なもの”であり、災害や時代、気分が変わっても影響を受けない“不変的なもの”なのだ。
人生のあらゆることで成功するためには、“原則”中心であるべきであること、そしてその“原則”の重要性を述べているのが『7つの習慣』だ。
原則中心でない生活
原則中心でない生活、例えば仕事中心の人は、仕事が判断基準になる。
仕事がうまくいっているかどうか?昇進できそうか?仕事がうまくいきそうか?それぞれの状況によって、判断基準がブレてしまう。
人事の動向によって自分の行動を変えてしまうかもしれない。
上司の機嫌ばかりを気にしてしまい、本当に大切な家族を犠牲にしてしまったり、趣味を犠牲にしてしまったりする。
原則中心でない生活、例えばお金中心の人は、お金が判断の基準になる。
お金の動きが変わると気分が不安定になり、そのときのお金の状況によって、判断基準がぶれてしまう。
出費を気にするあまり、自分の人生を飛躍的によくするはずの投資を惜しんでしまうかもしれない。
自分のやりたいことを考えず、給料の高い仕事を選んでしまうことで、つまらない人生になる。
幸福が得られるはずの贅沢をケチるあまり、ストレスは軽減されずに精神病に陥る可能性もある。
原則中心の生活
一方、“原則”中心の生活をすれば、自分がどのような状況に置かれようとも、冷静なとき・普段から最良と考えていて、なおかつ心から納得している価値観に基いて行動することができる。
“原則”中心の生活をすれば、心身の安定性が上昇し、日常の様々なことで成功するための行動を、安定して効率よく進めることができる。
ぼくの人生に一番影響を与えた『7つの習慣』
『7つの習慣』は、ぼくの人生に一番大きな影響を与えた。
ぼくの人格、価値観のベースとなっているのが『7つの習慣』だと思う。
それほど、『7つの習慣』は、ぼくに大きな価値を、心強いコンパスを与えてくれた。
みんな、『7つの習慣』を絶賛しています。
『7つの習慣』は、有名企業の社長に聞いた人生を変えた本にも、1番挙がりやすい本です。
『7つの習慣』は、会社員でも、学生でも、主婦でも、音楽家でも、みんなにいい影響を与える本であるはずです。
『7つの習慣』は、ぼくが唯一、“どんな人であっても”おすすめしたい本です。
どうかどうか、ぼくを信じてもらって、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
人生を変えた本ランキング9位:演習で学ぶ有機反応機構(大学の有機化学)
2番目でいきなり、世界人口の0.1%も必要としていないであろう本を紹介する 笑
なんと大学院入試で一番役に立った問題集。
通常ほとんどの人が合格する大学院入試。
でもぼくが受けたところは合格倍率3倍くらいと謎の難関感があった。
この本のおかげでこの難しい入試を突破した。
そしてこの本は、第一志望の研究室で、将来とかいろいろ考えた上でも絶対にやりたいと思っていた研究をできるようにしてくれた。
これは間違いなく“人生を変えている”だろう。
(ま、自分の努力の方が強く貢献しているけど)
大学院入試で有機化学が必要な人は必ずと言っていいほど重要な問題集だ。
内容は、反応機構のみ。
原料、反応剤、生成物を見て、反応機構を答える、っていう形式のみ。
エステルの加水分解みたいな反応から始まって、構造が変わりすぎてぱっと見ではどう転位したのか分からないってレベルまで揃えられている。
問題はあの福山研(全合成をやってるとこ)のセミナーで使った問題だ。
反応機構の理解は、有機化学を理解するためのベースの知識だから、ここを避けては通れない。
有名反応、人名反応から幅広く力をつけていける本書は、有機化学を大学院入試で使う人は絶対にやるべきだ。
やれば、一通り、矢印を理解することができる。
人生を変えた本ランキング8位:ブログ飯(ブログ運営)
ブログで大きく稼げている人の、稼げるようになるまでの話を知るのに最適な本。
また、ブログに対する正しい考え方のひとつも、知っておける良書。
『ブログ飯』は、具体的なテクニックが満載、というよりは、ブログを運営して行く上での“基本姿勢”を学べるという点が特徴的。
ブログを運営している人なら、必ず読んでおくべき本の一つ。
この本を読んだのは、あんまり結果が出てなかった時で、「本当に結果が出てくるんだろうか?」って心配になっていたときに読んだ。
そんな暗いトンネルの中にいるような状況でも、遠い(かもしれない)先の光がちゃんとあることを教えてくれたし、光を見失わないための考え方を学べたと思う。
ブログの将来が不安な人は読んで見てほしい。
人生を変えた本ランキング7位:武器としての書く技術(プロブロガー イケダハヤトさん)
『ブログ飯』とはテイストが違って、『武器としての書く技術』はテクニックや稼ぐ方法、「これくらいの量を書くべき」、とかいう話が書いてある。
『武器としての書く技術』では、
- ブログで稼ぐ方法
- ブログの書き方
- ブログを書くときに意識すること
- どれくらい頑張らないと稼げるようにならないのか
といった事を知ることができる。
でもこの『武器としての書く技術』に書かれている方法を学ぶことも大事だけど、行間をしっかり読むことで『ブログ飯』と同じくイケハヤさんのマインドを読み取っていくことも大事。
『ブログ飯』と『武器としての書く技術』は、ブロガー必読の本だから、まだ読んでない人は早い内に読んでおいたほうが良い。
人生を変えた本ランキング6位:藤沢久美の社長トーク(経営者の話・オーディオブック)
オーディオブックで聴いてる音声番組。
ブックの言葉に甘えて、おすすめ本ランキングに無理やり入れさせてもらう。
『藤沢久美の社長トーク』は、毎週配信されるインタビュー番組だ。
ぼくはFeBeで定期購読している。
毎週1人、現在活躍されている会社の社長さんをお呼びして、藤沢久美さんがインタビューをするというもの。
毎週のように、実際に起業した方たちの“起業話”=会社立ち上げの話を聞くことになるから、野心を持ち続けることができる。
毎週聞いても尽きないほど、たくさんの企業が立ち上げられ、成功している(もちろんそれ以上に失敗している企業もあるのだけど)。
こんだけ聞いていると、自分もやったるぜっていう気持ちになれる。「自分もできる」そういう根拠のない自信が湧いてくる。
これだけ、起業=普通と思わせてくれる『藤沢久美の社長トーク』は、僕の人生を変えるだろう。
人生を変えた本ランキング5位:高校生の勉強法(受験勉強法)
ぼくが名古屋大学に合格したのは、人生で一番と言っていいほど大きな出来事だ。
高校受験失敗のリベンジ。合格は、3年間の努力の結晶だ。
この合格へと導いてくれたぼくの勉強、を大きく強化してくれたのはこの『高校生の勉強法』だ。
この『高校生の勉強法』のおかげで、ぼくは勉強が上手くなった。効率よく勉強できるようになった。
高1の早い段階で、この本に出会えて本当に良かったと思っている。
この本の著者、池谷裕二さんは、海馬(脳の一部で、記憶に強く関係する部分)の研究で博士号を取得しているくらい、脳や記憶に詳しい人だ。
『高校生の勉強法』には、その脳の専門家が教える効率のいい勉強法が書かれている。
人間をイチ生物として、イチ実験体として、科学的に分析し、導き出された勉強法。
これ以上に理にかなった勉強法はないと思う。
- 高校生以上で勉強をする機会がある人
- 効率よく勉強したいという人
こんな人にはぜひ一読することをおすすめしたい。
今までの無駄だった勉強が、効率のいい勉強に変わることと思う。
最小限の努力で、最大限の結果を残せるようになるだろう。
人生を変えた本ランキング4位:ドラゴン桜(マンガ・受験勉強法)
『高校生の勉強法』が“勉強法の理論”だとしたら、『ドラゴン桜』は“勉強法のテクニック”について書かれた本、というかマンガだ。
勉強法の理論も大事だけど、テクニックも知っていないと上手く点数につなげることはできない。
『ドラゴン桜』では具体的な勉強のやり方だったりテクニックを知ることができる。
それに加えて、落ちこぼれ高校にいる高校生が東大を目指して勉強する、という姿を見ていると自分も熱くなることができる。
『ドラゴン桜』を読めば、どんなに偏差値が低くても、適切な勉強を死ぬほどやってれば難関校に合格できるんだ、ってことが理解できる。
すべての高校生、とくに成績は大して良くないとか、今の偏差値とはかけ離れた大学に挑戦したいって人は、ぜひ読んでみると良い。
人生を変えた本ランキング3位:ヒキョーな化学(参考書・ぼくにブログに出会うきっかけを作った本)
この本に出会わなかったら、ぼくはブログを始めてなかったかもしれない。
この本に出会わなかったら、ぼくはこんなに前向きで熱くて野心的な人間にはならなかったかもしれない。
この本に出会わなかったら、ぼくは今とは全く違う人生を歩んでいたと思う。
化学を専門にしてなかったかもしれない。
博士課程まで進学していなかったかもしれない。
「ブロガーで飯食えるようになりたい!」なんて思ってなかったかもしれない。
それほどのインパクトをぼくに与えてくれた。
それが『ヒキョーな科学』の著者、みかみ一楼先生だ。
みかみ先生との出会いだったり、ブログを始めたときのことは、ともよしの自己紹介でも話した。
ぜひプロフィール記事を読んで欲しい。
「ところでさっきから、なんで参考書の項なのに勉強の話しないの?」と思っているだろう。
そう、勉強以外の部分のインパクトが強いのだ。
参考書のところどころにあるみかみ先生のお話で、モチベーションが爆上がりする参考書なのだ。
もちろん、勉強の部分も最高の参考書だ。
センター化学の点数を最短で目標点まで引き上げてくれる。
出るところから、出た順に効率よく勉強していける。
みかみ先生の解法テクニックを使えば、無駄なく答えられるようになる。
化学を武器にしたかったら、みかみ先生をウォッチしてみると良い。
炎みかみちゃん参上!
http://mikamijuku.jugem.jp/
人生を変えた本ランキング2位:勉強魂の作り方(みかみ先生のブログ書籍化)
これは、そのみかみ先生の熱いブログを書籍化したものだ。
誇張でもなんでもなく、毎日読んでいた。
何回も、何回も繰り返し読んでいた。
どんなに受験で不安になって勉強が手付かずになろうとも、この『勉強魂の作り方』に戻ってくると勉強に集中できた。
やる気がなくなっても、この『勉強魂の作り方』に戻ってくるとモチベーションが跳ね上がった。
この本なしでは辛い受験を乗り越えられなかったと思う。
この本のおかげで、受験を頑張れた、強く戦うことができた、第一志望に合格できた、そのおかげでいま本当にいい道を歩んでいると思っている。
そういう意味で、ぼくの人生を大きく変えた本だ。
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