ともよしぶろぐ|大学院生博士ブロガーの主張

大学院生博士ブロガーのともよしです(今年か来年博士号取得予定)。有機合成化学やってます。

フリーランスを始めるのは、本当に早いに越したことがないのか?

ぶんたさんの記事を読んで、いろいろ考えることがあったので、書きながら気持ちの整理をしておきます。

t.co

内定ゼロでフリーランス

きっかけはいわタワーのいわたさん

www.iwata09.com


大学4年生、就活生で40社受けても内定ゼロだったみたいだ。

この結果と、前々から決めていた就活を終える期限「6月」という予定から、就職する企業が決まっていない状況で就活を辞めることになったみたいだ。


このことについて、賛否両論あるみたいだけど、フリーランスに興味のあるぼくは、もちろん応援したい派。

いわたさんにはぜひとも頑張って欲しいと思っている。


今書いているこの記事では、いわたさんのブログに意見を言いたいというわけではない。

いわたさんのフリーランス宣言やら、冒頭で紹介したぶんたさんの記事を読んで思ったことを書いていきたい。ふたりの記事について思ったことではなくて、自分でいろいろ考えたことをかいていきたい。

就活をやめる勇気はある

読んでいて思ったのは、自分も就活をやめる勇気が「ある意味」あると思う、ということ。この点で自分は、大勢に流される一般勢と比べてちょいと異質なんだなと、認識した。

まだまだぶっ飛んだやつとは言えないけど、ぶっ飛び予備軍には仲間入りできているんじゃないかと思う。

内定が出なかったらフリーランス、もいいんじゃないか

自分を試したいし、好きな仕事を好きなときにしたいし、新卒フリーランスもいいんじゃないかと思う。

www.genkiyoshi.com

フリーランスは楽な世界じゃないし、普通に就職して働くよりも収入が低い、って可能性も十分ある。というか、フリーランスの方が低賃金、の方が確率は高いだろう。ぼくの場合。

就職したほうが期待値は高い。それは分かっている。

でも普通に就職して、定年まで働いちゃったら、「もうすでに決まった人生」を歩んでいくような気がして。決められた人生を歩むなんて、面白くない。そうとも思う。

自分の意見が大事

上で紹介した、ぶんたさんのブログへのコメントで、親の目がどうとかいう話をした。

家族に、「就活しない」なんて言ったら、大事件だろう。親も祖母も親戚たちも、心配するだろう。もしかしたら、応援してくれるかもしれないけど、基本的には心配だろう。家族には、心配をかけるわけにはいかない。

さっきまでは、「両親に迷惑をかけたくない」そういう考え方だった。

「迷惑をかけたくないから、新卒フリーランスはやめよう」そういう考えだった。


でも…

この「迷惑や心配をかけたくない」って気持ちを捨てるわけじゃないけど、「これが就活をする理由」ってのは違うだろう。そう思った。

自分が「〜する」という選択をするなら、「自分がこうしたいから」ってのが正しい理由だろう。

「自分」を語って、その結果絞られた選択肢として、就活。もしくはフリーランス、その他生き方。こういう形が理想だ。


フリーになるのは、本当に早いに越したことがないのか?

フリーランス。自らの経験と能力、運を引き寄せる力が必要な職業だ。

会社を辞めてフリーランスになった人を見ていると、たいていの人がこう言う。「もっと早く辞めておけばよかった」って。

フリーランスに興味があって、「仕事に意味を見いだせない。時間を無駄にしている気がする。」こう考えながら仕事をしていた人は、確かに、一刻も早く仕事をやめるべきだと思う。


でも、これは、それまでの仕事が、フリーでやる仕事に全く活かせない、もしくは活かそうとするよりも、さっさとフリー一本でやったほうが効率的な人に限られる。

フリーに転向した先人たちの話を聞いて、「会社に居続ける=悪」みたいな価値観を刷り込まれすぎていないか? ここに注意しておきたい。


会社を辞めてブロガーになる。この生き方は、素晴らしい生き方だと思う。こういう挑戦的で野心的な生き方ができるように、読者に語りかけるのはいいことだ。「早く会社をやめるべきだ」って。

でも、「もうしばらく会社を辞めない方がいい人」だっている

でも今から「会社を辞めるべき派」とは反対のことを言いたい。

だけど、ぼくもいずれ会社を辞めるかもしれないし、「会社を辞めてフリーになるべき」って主張する道を通ると思うから、「退職→ブロガーを否定するわけじゃない」、むしろ大賛成だ、ということを先に断っておく。


ぼくはいつかフリーランスとして働きたいと思っている。で、ぼくはまだ就職しているわけではない。ならば、新卒フリーランスになるべきなのか?

ぼくはそれには当てはまらないマイナーな人だと思う。(フリーに挑戦したいなら、新卒フリーランスになるべき人がメジャーだと思う。)


ぼくは、わりと変わった道を歩んできた。博士課程なうだからだ。これはかなりの少数派だと思う。

ドクターになった今、数多いる大学生と同じように、「就職するか、フリーランスになるか」と考えるのはなんか違う気がする。ぼくはそうじゃないんだ。

ぼくは、ここまで歩んできた道を最大限に活かす生き方がしたい。いままでやってきたオベンキョウ、化学、合成化学を最大限に生かしたいと思う。だから今、ぼくは新卒フリーランスになるべき、ってわけじゃないと思う。学歴を活かすなら、就職だ。まずは就職だ。

会社でやりたいことがある。会社で見ておきたい社会がある。会社で試しておきたいことがある。


ぼくはフリーランスになるかもしれない。それが野望だったりもする。だけどぼくは、「速いほど勝ち」の幻想に騙されないようにしよう。だってぼくには、当てはまらないんだから。

これが「今のところ」のぼくの考え。